2009年2月7日土曜日

このきーさんの大会テストにお邪魔してきました。

今日の昼ごろ、爆牌ウシジマくんの配信を見つつそろそろ出かけようと思っていた矢先のこと。
なんとなしにLIVETUBEトップページを見ると「このきーが天鳳でテスト」の文字が。

もしやあのこのきーさん?
こっそり覗くと、確かにご本人でした。
面識はありませんが、ブログはよく見るし数少ない天鳳8段としても有名な方ですね。

俺はLIVETUBEで基本的に名無しなので、いつもどおり潜伏して勉強させてもらおうと思ったら、最近ちょっと作っておいた緑コテが何故か出現(昨日ログインしてPCつけっぱで寝たとか?謎です)。せっかくなのでご挨拶してそのまま居座ることに。東風垢を育成するのかなーと見ていたら、ブログに書いていらした大会を実践してみるとのことでした。

大会の詳細・結果・感想についてはこのきーさんのブログに詳しく書いてあるのでそちらをご覧下さいませ。

ちなみに俺は好きに打ってよさそうな前半の二戦に参加させてもらいました。後半になると差込みなどの技術要素が大事になってくるから、下手を打ちそうだったのでw

実際、第二ステージに到達した人が出た後の対局は、誰にどう打つのが最善なのか判断できない状況が多く、観戦しているだけでも結構悩みました。
こういう部分でプロが即座に的確な打牌を選び、後の感想戦で滑らかに解説してくれたりすると格好良さそうだなーと妄想してみたり。

このシステムにおける改善案・問題点などはまだあるのかもしれませんが、少なくとも天鳳プレマッチのようなオーソドックスな大会ルールよりはずっと楽しめるものだと思います。打つ側の人間としても、やるべきことが決まっていた方がずっと打ち易いでしょうし。仮にこのシステムでなかったとしても、次に天鳳が主催する大会には、何かしらの工夫を凝らしてほしいものです。

ところで、今回のテストルールから面白そうなことを見つけたのでちょっとたわごとを。
今回のテストは出場者四名をA・B・C・Dとして、Aの中の人が入れ替わっても良いというものでしたが、これを基にチーム戦をしたら面白そうじゃないかと。

麻雀といえば基本は個人戦で、ペアマッチが稀にあるくらいであまり団体戦の印象がありませんよね。
でも漫画では「咲」とか「ミリオンシャンテンさだめだ」などで、TV番組なら「モンドバトルロワイヤル」で団体戦をしてますし、ネット麻雀でもちょっと変わったシステムの団体戦があれば楽しそうだなぁと日ごろから思ってたりします。
10万点持ちで先鋒から大将まで回すとか、剣道方式で勝ち抜き戦をするとか、目なしが出たり実力がぜんぜん反映されなかったりするかもしれませんけど、そういうのは抜きにして普段と違う麻雀が打ってみたいと思いません?いっそ「天」でやったクリア麻雀とか「兎」の山城編みたいな条件制のルールでも面白そうです。
なんであれ、日ごろ孤独にPtとRを凌ぎあう天鳳だからこそ、たまには団結してみる機会があると良いなーと孤独系雀士は思うのでした。

でも、チーム組めるほど友達が居ませんブログランキングはこちら

鉄は熱いうちに打ち、ミスは早いうちに晒す2回目


一応トップ目で、それなりに受けの広いイーシャンテン 。
順目はちょっと微妙だけれど、まだ押したいなーという気分。
前順に引いた4mを下家に切りきれず、次に引いてきたのが7m。
ちょっとどうするか迷って、7mを雀頭にする形もあると思い打4m。
幸いなことに振込みはしなかったものの、234で鳴かれて何順か後に下家が2000・3900をツモ。

結局この差を埋めきれずに2着のまま終了。

鳴かせたときの形はこんなん。

結果論的かもしれないけれど、この4mは切らないという選択肢もあったと思う。

とはいえ、4mを抱えるとこちらの和了目をほぼ失うし、下家は安い仕掛けの可能性もあるし、他家からのリーチで余計に苦しい展開になることも大いにあり得るだけに、ここでオリてしまうことが正解だとは言い難い。
けれど、4m切るにしても鳴かれにくい7mを先に打つことも出来た。あるいは前の順目で先切りすることも出来た。
7mは持っていてもそんなに役に立たない牌だし、4mを切るタイミングが中途半端だったなーと思う。

でも、実はこんなの別にどっちだって良いんだ。
わざわざ、こんな深夜に更新するほどのミスじゃない。

この世にも恐ろしい失敗を、ただそれだけで載せてしまうのがあまりに情けなかったから。

この順目、対面がさらりと2sをツモ切ることとなる。
俺はリーチボタンを押すという小学生でも出来る動作を怠ったがために最低7700点の和了を失い、その代わりに2000点というちんまい点数を得た。次局は当然のごとく上家が1000点をツモあがり、三着で終了する事になる。
最近はこういうの積極的に曲げるようにしていただけに痛い。
そもそも何でリーチしなかったのかが自分でもよくわからない。リーチしなかったことで結果良くなるパターンも一応はあるけれど、オーラス親番でこのテンパイが入った以上は曲げていかないと。
(実は前順に間4sのテンパイを拒否しているのだけれど、そっちはあんまり反省していないあたり、今後も似たようなことをする気がしてなりませんが…)

麻雀の正解なんてほとんど知らないのだから、知っている問題くらいは間違えずに解きたいものです。

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2009年2月6日金曜日

いろんな不調

麻雀の調子は良いのだけれど、その他さまざまな不調に見舞われてやや困っています、大城です。

どれもとりあえず放置しておいて問題ないことばかりなのですが、そういうものが積み重なると面倒ですよね。
さし当たって一番の問題はPCの不調。
どうも最近、PCが重い時が多くなっている気がしています。今日なんて今使っているPCでは始めてのフリーズを経験しました。
PCが不調をきたす原因は多すぎて、心当たりのある部分からまったく意味不明な部分まで様々なので、PCが調子悪いなぁと思ったらとりあえず一通りの解決策を打ってみるのが妥当ですよね。

簡単に出来るのはウイルス・スパイウェアチェックとかディスククリーンアップ、あとは接続不良を疑ってみたりファンの掃除をしてみたりと、そこまでの効果は期待できなくとも気休めにはなる作業でしょうか。

それでダメならパーツの不具合とかソフトの異常を疑ってかかることになりますが、こうなるとどこに原因があるのか探るのがちょっと難しいです。日常的にアプリケーションの起動が遅いとかの話であれば、HDDの容量を空けてやったりスタートアップを削除したりで何とかなったりもしますが、急にPCの具合が悪くなったというのであれば、パーツの故障も考えたほうが良さそうです。

ちなみに俺が現在使っているPCは、ざっとこんな感じ。

モニタ:BenQ G2400W
CPU:インテル Core 2 Duo E8400
マザーボード:ASUS PK5-E
メモリ:DDR2/pc6400(2GB×2)
HDD:500GB+外付け340GB
ドライブ:DVDスーパーマルチ
グラボ:GeForce9600GT
電源:Antec 650W

一年位前のミドルエンドって感じでしょうか?別にオンラインゲームするでもないのでもっと安く弱くでも良かったのですが、おかげでデビルメイクライ4などPCゲームが快適に遊べたりしたので悪い買い物でもなかったかなーと。
HDDにも空きは十分あるし、性能的にはまだまだ現役で活躍できるレベルだと思っています。(あるいはもしかして、もうとっくにこのPCは化石クラスに落ちているのでしょうか。CPUもグラボも最近じゃ相当なのが出てきましたし…)
よくあるPCの不調(?)に、最近のアプリケーションにメモリやグラボの性能が追いついていないことがあったりしますが、とりあえずその心配はないと考えています。ないといいなー。ちょっとGeForceGTX280を積んでみたいとは思うけれど…w

性能不足ではないとすれば、やっぱり最近の不調の理由は部品の故障にありそうです。
というか散々引っ張ってきましたけれど、要はHDDがそろそろ駄目になりそうなんですよ
最近、起動するごとにスキャンディスク始めやがりますし。(とはいえ何が理由でスキャンディスクしてるのか調べてませんので絶対にHDDが原因とも言い切れませんが、他のパーツが死んだ場合はPCがまるで動かなくなることが多いですけど、HDDは不調のまま動いたりしますし、やっぱりHDD説が濃厚かな?)
バックアップも予備のHDDもあるから換装は楽だけれど、windows7の発売まで待ってくれないかなぁ。

ま、壊れたら壊れたで仕方ありません。
HDDの宿命というものです……が、なるべく長生きしてくださいな。

とはいえ所詮はにわかの知識なんで、詳しい人に言わせればまだまだ腐るほど原因はありそうです。そうなったら修理に出すと思いますので、ブログの更新が滞るようなことがあれば「大城のPCは死んだな」と思ってください。一応、旧PCから更新する予定ですけれど、旧PCは騒音が災害クラスなので夜は使えなかったりするので。

ちなみに他の不調は主に体調面で、あんまり家でゴロゴロしないでランニングでもせーよというお話。
ネットばかりしてると人間としての機能がどんどん劣化していきますよね。
PCのリペアだけでなく、自身の健康にも気を遣ってやらにゃならんとは…。


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2009年2月5日木曜日

攻防のばらんす?

今週のマガジンで「はじめの一歩」が休載していることに落胆し、チャンピオンでピクルの圧倒的な強さに愕然としています。格闘漫画が好物です。大城遊佐です。おおしろゆさです。

今日はいきなり画像を使ってのお話。

オーラスを迎えて32700点のトップ目。
軽く流すか、下家がラス回避をしてくれるとうれしいところ。
対面か上家に満貫をツモられたりすると捲くられはするけれど、この配牌をもらった時点でそれは仕方ないかなーという感じ。この時点ではあんまりトップで終わるイメージが出来ず、でも二着だけは確実に頂いておこうという気分だった。


で、こんな感じ。オリる牌もないから2p切ってみるかーと打ったらメンピン表裏の7700(下家のリーチ宣言牌を上家がチーしているので、一発はないけれどリーチに対する一打目)に刺さってしまいました。
南入りしてなんとか3着だけはキープできたものの、着順を二着も落とすようなフリコミは出来るだけ避けていきたいところですよね。

この牌姿だけを見る限りでは、まあ2p打っても良いんじゃない?という感じではありますが、そもそもこの点数状況で、9順目になってこういう手組みになっていることが今回の問題だったりします。

捨て牌から判るように、前半は2m、6p、4pあたりを切って下家にアシストしつつ一応は自分のアガりを見る感じで手を進めていました。白、中を切ったあたりでも誰か鳴いてくれないかなーという気持ちと、ずっと初牌なので将来の安牌として不安が残ったから切り捨てたという理由があります。

結局、鳴かせようと思った牌はすべてスルーされ、面前で勝負手を作られた挙句に回避しきれないという情けない結末に終わってしまいましたが。

今回の場合は手がそこそこ進んでいた上に、共通安牌をぜんぜん引けなかったので別に間違いでもないのですけれど、場合によっては手もグチャグチャ安牌もゼロで打ち込みという悲惨な結末も待っていたわけで…。
オカルティで言うところの「ぼんやり手を進めていたら死地」みたいな話でしょうか。

アガりに行くかオリに向かうかの判断基準は非常に難しいところですよね。
最初から決めるときもあるし、全体の進行を見ながらどこかでオリを決めるということもあります。
この画像ではオリ気味に打って、途中からアガりに向かうという珍しいパターンではありますが、それが絶対にダメとも言い切れませんし。(ただ、体感的にはロクなことがありません。なぜなのか…)

今回のような点数状況と配牌であれば、俺は攻2守8くらいのバランスでいつも打っている気がします。
変なの直撃されると南入して親番を迎えるハメになってしまうし、何もしなくてもトップになれる可能性もそこそこあり、ツモでまくられてもとりあえず2着という状況。そこそこ理想的な展開だっただけに、ぶち壊した時のショックは計り知れないものです。

ただ、俺の知る限りではあがりトップなら結構攻めるという人が多い気がするので、攻7防3くらいの方が強いのかもしれません。この辺はちょっとよくわかりませんね。そもそも俺が南入りしたくない理由は「めんどくさい」が一番ですし…。

検討しつつ解答が出ないのは何ともモヤモヤしますけど、こういう局面で強い人たちがどうするのかを観戦すると良い事があるかもしれませんよ、ということでどうか一つ。


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2009年2月4日水曜日

ここが原点だ

兎-野生の闘牌-の画像を持ってこようとしたら本が見つかりませんでした。
どこいっちゃったんだろうなー。ノーマーク爆牌党の4巻と7巻も見当たりません。

現在すぐ読める麻雀漫画
・牌賊オカルティ
・咲-saki-
・オバカミーコ
・ノーマーク爆牌党(4・7巻なし)
・天牌(22巻まで)
・兎(1・2巻だけ)

ちなみに「ここが原点だ」はジャッカルの四巻くらいでの台詞でしたっけ。
まあつまりこういうことなんです。


やー、久しぶりに原点に帰ってきました。
六段原点は1200Ptで合ってますよね?もはやそれにすら自信が持てません。
ついでにRも久しぶりの2000復帰。なぜならプチ確変を引いてしまったからです。直近の成績が131121211とかどこの最強雀士だよって話ですね。それでも今月のランキングは総合54位だったりするあたりが恐ろしいのですが。
ま、すぐ落ちていくのは目に見えているので、在りし日の栄光として載せておきます。

ところでブログランキングを眺めていたら、このブログが9位にランクアップしていました。
ランキングトップ10は一番大きな文字で表示されるので目立ちます。なんとなしに始めたブログにここまで応援してくださる方が増えて嬉しい限りです。当面は毎日更新を目標に掲げておりますので、よろしければ今後ともお付き合い下さいませ。

しかしそうなると、俺もそろそろ1+1は2でも3でも良いよとか言ってられなくなってきたということなのでしょうか。牌譜を載せて一打一打を検討すべきなのでしょうか。いや、そんなことはないはず。むしろ点数計算すら未だにおぼつかず、牌効率が酷い(何切るの正答率50%以下は伊達じゃありません)そんな打ち手でもとりあえず特上で打てるよという、天鳳特上卓の評価を著しく落とすようなブログでも良いはず。

…だめっぽいなぁ。

でも俺くらいの実力だと、打牌とか戦術について書けることってほとんどありませんし、今までどおり悩んだ局面を載せる感じでやっていきましょ。鳳凰卓が開放されたら観戦記もちょっと書くかもしれません。こっちのほうが楽しみです。

本当は「点数計算も牌効率も完璧じゃなくたって天鳳トップクラスになれるんだよ」というブログに出来たら良いのですけど、さすがにそいつは通らねーぜって話ですね。というか仮にトップクラスになれたとしても、点数計算とか出来たほうが良いに決まってます。とりあえず待ち取りで符ハネするか否かがすぐ判別できるようにしないとなー。

麻雀はじめて最初の2年くらいは、友人とのセットしか打たなかったんですよ。高校生でしたし。詳しいやつがほとんど居ない間で始まったゲームだから点数計算は30符固定の簡単ルール。打ちまくってた割に真剣に麻雀強くなろうとする連中でもなかったので、当時は上卓にすら行けなそうだった俺が連日連夜勝ちまくり、タバコ代とファミマのフライドチキン代をせしめるという楽勝状態。当時の俺はきっと、麻雀なんて簡単じゃんとか思っていたに違いありません。世界で五番目くらいに強いとか吹聴してたかもしれませんね。

とにかく、そうして誰に教わるでもなく、自分より弱い相手とばかり打って付け上がっていた俺は、適当な牌効率と中途半端な点数計算で頭を固定してしまったせいで、大学時代に始めたネット麻雀ではまるで勝てず「なんだよこのゲームイカサマかよ運が悪すぎるだろ俺」とか思っていたような気がします。思い出すとなんか情けないけど、誰もが通ってきた道だと信じてます。

スポーツで、我流で覚えた癖ってなかなか抜けないことがありますよね。一流選手を育てるなら最初からプロのコーチングを受けたほうが成長が早いものです。麻雀だって同様に、最初から鉄板強者と戦えていたなら俺はもっと早く特上に来られたかもしれません。

今はこうして特上でヒイヒイ言いながら日々をしのいでいるわけですが、それでもまだ、かつて仲間内では勝ち頭だった頃の、本当に強い相手にはとても通用したもんじゃない打牌をする時があります。いつかそれが全て修正されたとき、俺は七段くらいになっているかもしれません。

でも、勝った記憶は忘れがたく、勝った経験は捨てがたいものです。
それが今の自分の上達を妨げているであろう部分だとしても、簡単には変えられない。
麻雀であればそれは尚更ですよね。どんな打ち方でも勝てるときは勝ってしまうもので、打ち方を変えてもほんの一枚の牌の後先で結果が変わってしまう、運の良い奴が誰かを決めるゲームですから。

正嫡を選択し続ければ勝てると信じ、本当に正しい打牌を繰り返し、運に見放されなかった人だけが勝ちきれる。

…楽しいか、このゲーム?

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2009年2月3日火曜日

今日はまだ打ってません

最近ははじめの一歩がなかなか面白い展開なので水曜日が楽しみです。大城です。
たまには麻雀以外のことも書いてみようかと思いましたが、ブログに書けるほどのネタを持っていないことに気づいたのでしばらくは天鳳からネタを拾ってくることにしましょう。

とりあえず注目の出来事といえば、福地先生が8段に昇段されたことでしょうか。
この場でお祝い申し上げたいと思います。

福地先生、昇段おめでとうございます。

鳳凰資格者の中でも更に上位なので、もはやラスボスクラスですね。
クロノトリガーだとラヴォスくらい、バハムートラグーンだとヨヨくらい強いです。
最近あんまりゲームしないので良い例えが思いつきません。当ブログでは面白いゲームの紹介を募集しております。

ちなみにラスボスとはいえ倒しても経験値は他のプレイヤーと変わらないので、なるべく遭遇しないようにしましょう。レアアイテムとかもらえませんし、エンディングも見られないですよ。ブログには乗っけてもらえるかもしれませんが、と経験者は語ってみる。

ちなみに福地先生は鳳凰稼動前に8段になるために上卓で打つという努力をされたようですが、麻雀で勝つためには実力向上以外に策を練ることも必要ですよね。(福地先生の場合は特東で打ち続けても8段になったと思いますが)

天鳳で代表的なのは観戦欄を生かした同卓回避技術でしょうか。
観戦に苦手な相手が居たら予約を押さないというアレです。

実は俺も数名ではありますがとても苦手な相手が居まして、ぱっと観戦を見ては打つかどうか逡巡することがあります。壁紙を変えるだけじゃなくて、ちゃんと実戦的な努力もしてるんですよ。
まあ、それが実を結んでいるかというと謎ですけど。なんせ回避した先がモンスターハウスなんてこともザラですし、そもそも特に来てから「この人は俺より弱いぞ!」と思ったことがないのですが…。

そのうち苦手な相手ばかり増えて、予約ボタンを押せない病気になったりして。
天鳳恐怖症。特効薬は確変で、民間療法はサンマです。荒療治として特南もありますが基本的に魔窟なのでおすすめできません。

余談ですけど、最近ホントに特南も卓がよく立つようになりましたね。それほど皆の鳳凰卓に賭ける情熱が強いということなのでしょうか。俺も打ってみようかな?←いきなりラス引いて熱くなってボロ負けするフラグの一例です。覚えておきましょう。

ということで、今日も何回か打つかもしれません。同卓した際はよろしくお願いします。では

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2009年2月2日月曜日

ネタが無い日もあるー

プレマッチで熱を入れすぎたせい、というわけでもありませんが書くことがない…。
いちおうネタ探しを兼ねて特東風を25戦ほど打ちはしましたが、ここにあっぷするのも躊躇われるくらい情けないミスを晒したりしているので、自分のヘタクソさを再認識している最中でございます。

ちなみに25戦の結果は6-5-9-5 平均順位2.52
これだけ見るとポイント増減もちょうど0だし、Rがちょっと下がったくらいで別に悪くもなさそうですが、本来ならラスを二回減らしてトップを一回増やせた感じなのですよ。
基本的にこのゲーム、好調な時に何とかして貯金を作っておかないと後の不調で一気に殺されますので、自分の実力でどうにか出来る部分はなるべく上手くやりたいもんですが、まだまだ努力が足りませんね。(具体的には壁紙を変えたり、牌の色を変えたりと日夜努力しています)

そういえば天鳳で何か大会が始まるようですね。
以下は公式のコピペ

【大会名】 アマ最高位戦ネット部門
【主催】 最高位戦日本プロ麻雀協会
【日程】 2009年3月6,7,8,13,14,15日 21:00~

【参加対象】 有料版ユーザ
【ルール】 4人打ち東南喰あり赤なし
【観戦費】 無料
【会場URL】 後日告知
【その他】 優勝者の表彰は実名となります プロの参加はできません

ということなのですが、どうなんでしょうね?
天鳳で最大限まで盛り上がる大会をしたいと考えているならちょっとイマイチな部分があると思います。

1.有料版ユーザー限定
課金者が全体で数%しかいないという話を聞いたことがありますので、これだけでかなり出場者が限られることになりますね。これを機に課金者に増えて欲しいという目論見があるのでしょうけれど、そうするとこの大会にどれくらい魅力があるのかという話になってきます。

2.四人打ち東南クイタンあり赤なし
最高位戦の公式ルールなんでしょうか?よく知りませんが、天鳳では滅多に卓が立たないルールを舞台に大会を開いて果たしてどうなるのかという気はします。でも短期勝負だし、あんまり気にする人は居ないのかな。ちょっと気に入らないという人は多くても、これを理由に参加しないということはあまりなさそう。

3.優勝者の表彰が実名になる
これは何か理由があるのでしょうか?現状ではなんとも言えませんが、匿名性の高さがネットの良い所であり、それはネット麻雀にも通じているのではないかなーと思います。俺の本名は同姓同名がかなりの人数いるので関係ありませんが、これを理由に辞退する人は居ますよね。最近では名前でググると本人特定できたりしますし。まあ天鳳には口に出すとピーが入りそうなIDの方もいらっしゃいますから、ある意味では妥当なのかも……?

4.賞金とかあるのかなー?
現金な話ではありますが重要ですよね。極端な話、優勝者に一千万円とか言われたら他の全てのデメリットをひっくり返して有り余るだけの話題性と集客性を持てるわけですから。
最高位戦のネットタイトル戦で優勝したという程度の評価はネット麻雀界では大したステータスにならないような気がしますし、個人的にはこの賞金総額が今大会の盛り上がりを決める一番の要素じゃないかなーと。

総括すると、今のところ2週間以内に開放されるらしい鳳凰卓ほどの話題性は無いといったところでしょうか?
俺はなんだかんだで、暇だったら(どうせ暇ですけど)参加すると思います。
勝ち上がる可能性がほとんどありませんし、何のデメリットもないので気楽に打てようというものですよ。


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2009年2月1日日曜日

プレマッチ最終戦

ようやく、一ヶ月に渡る天鳳プレマッチがその幕を閉じることになった。

今回もとりあえず簡単な感想だけと思ったのだけれど、せっかくの最終戦だし興味深いこともあったので書けるだけいろいろと書いてみようと思う。

そもそも今までプレマッチの件について大したことを書いていなかったのは、内容がどうしても牌譜に関連する話になってしまうからだ。
俺は基本的に他人の打牌について何か思うことがない。正確には、ある程度の実力者が打つ牌であればどれでも似たようなもんだと思ってしまう。
根が適当な人間なので、たとえば1+1なんて2でも3でもよくて、100とか1000でなければいいよと割と真剣に考えている。
だから当然細かな打牌選択についての文章も書けなかった。残り枚数が1枚多いからこっちを切るべきだよとか、口が裂けても言えたもんじゃない。

けれど今回は少し事情が違う。
単純な一打一打の話ではなく、麻雀(大会)そのものに関わってくる部分であり、個人的にちょっと興味深いテーマがあった。多分それは、ただ麻雀を打つだけなら何も気にしなくて良い部分であり、プロと呼ばれる人種だからこそ、プレマッチという場に立たされたからこそ考えなければならないことなのだと思う。

事の発端はこのシーンから。

水巻プロは、この6sを見逃した。

ここに至るまでの経緯で、水巻プロには既に優勝の目はなくなっていた。
大会において優勝の可能性を失った選手がどうするべきなのか。
6s見逃しには、この問題に対する一つの考え方が提示されている。


続いて水巻プロは、このリーチに対して一発で7pを打つ。
これまでの対局を見ていれば、差込みと言って構わないレベルの打牌だ。
この時ライブでは各所で疑惑の声が上がり、誰もが水巻プロの真意を測り、憶測を飛び交わせていた。
大きな動きがあったこの二局だけを見ても、明らかに得をしている人と損をしている人が居る。

得をしているのは見逃しを受けた浅埜プロと、差込みを受けた吉田プロ。
損をしているのは、他二人に有利な状況を作られたという意味で鈴木プロ。

トータルでトップを走っていた鈴木プロだったが、最終戦一つ前にして吉田プロと浅埜プロに僅差で詰め寄られてしまった。そうなる原因の一端となった二局を作り出した水巻プロに対しては、この時点で賛否両論の嵐。どちらかというと否定的な意見が多かったように思う。

否定側の意見は大筋で、場を歪めるような打牌を意図的にするのはどうなのかというものだった。
純粋な個人戦である大会において、特定個人に対して明らかに有利不利となる行為があれば、当然それによって結果が変わってしまう可能性を生む。運の割合が高い麻雀とはいえ、一人に対してだけ不利な行動を取る人間が居れば、当然された側の勝率は落ちるだろう。

天鳳プレマッチにおいて、優勝の可能性が限りなくゼロに近い選手が取るべき行動は定められていない。審判制度も実現しなかった以上、その打牌については一切の制限を設けられていないはずだ。
つまりこの時点で水巻プロが取った行動について、それを反則だとかペナルティを課すということはなく、残す最終戦を僅差の三人と大きく離された一人で迎えることになった。

こうして始まった最終戦は鈴木プロが東1局で3900オールをツモったリードを保ち、南2局の水巻プロ親番まで進む。しかしここで水巻プロが6000オールをツモあがりトップ目へ。吉田プロは残り9600点と非常に苦しい場面に追い込まれてしまう。

飛び終了も見える局面、一本場で水巻プロにこんなテンパイが入った。

あがれば12000で吉田プロが飛び、その時点で鈴木プロが優勝を決めてしまう。
やはりと言うべきか、水巻プロはこの東を見逃した。
本来なら終わっていたかもしれない最終戦は、これによりオーラスまでもつれこむことになる。
※感想戦で吉田プロは「水巻プロは自分から当たらないと思っていたので東を切った」と発言しているので、実際にここで終わっていた可能性は無いのですが。

兎にも角にも、ラス目でオーラス親番を迎えた吉田プロが最後に意地を見せつける形になり、1500、12000と点数を積み重ねた上で南4局3本場にこのリーチが入る。


しかし、負けじと鈴木プロも同じ4p待ちでのテンパイを入れる。


奇しくも同じ4p待ちとなり、ツモった側が優勝。
水巻プロに1枚流れた時点で残り2枚となり、こうなればもはや出来ることは何もない。

後はもう、どちらの運が強いかだけの勝負。


勝利の女神は吉田光太プロに微笑んだ。

優勝、おめでとうございます。


で、大団円といけば俺もこれで寝られてすっごく楽なのですが、そうは問屋が卸さないって話なんですよね。

最終戦と、その一つ前にあった水巻プロの見逃しと差込みについては、おそらく見ていた誰もがその真意を知りたかったことだろう。もちろん俺も聞いておきたかった。今後、別にこういう大会を打つ予定はないし打ちたいともさして思わないけれど、2pを切るか4sを切るかなんて話よりずっと面白そうだったから。

終了後まもなく感想戦は始まり、水巻プロはこうコメントした。

「観客に最後まで楽しんでもらえるよう、一人にリードさせず、最終戦まで三人に可能性がある状況を作りたかった」

こちらは雑スレで拾ってきたイメージ画像。


要約しての話なので、本当はもう少し細かいことを語っていたけれど、大筋ではこれで間違っていないはず。
そしてこれは最終日三回戦終了時点までの話であり、水巻プロの中で天鳳プレマッチはここで終わっていたのだ。
目論見としては見事に成功している。大会で三人に優勝の目がかなりの確率で残されている状況というのは大会的に考えれば2番目に面白い状況だ。1番はもちろん四人に可能性が残されていることだけれど、さすがにそれは無理がある。賛否は別にしても、そういう意味では水巻プロは自分がしようとした事を完璧にこなしたと言えるだろう。

優勝の目がなくなった人が何をするべきなのか。

これについての答えは、正直よくわからないままだった。
飛びなしのルールであれば、最後の親番まであきらめるべきではないだろう。
着順によって賞金が変わるのであれば、一つでも上の席を狙うことに意味がある。

けれど、天鳳プレマッチはどうなのだろう。
誰かの点数が25000を割れば終わるし、得られる賞金もない。

最初からオリて参加する意思を見せない。
ネット麻雀らしく回線を切ってみる。
水巻プロは、こういう手段をとることも出来たはずだ。回線はさすがに切らないにしても、最後まで参加せずオリに回るという考えはあったと思う。事実、コメントでは「最終戦をどうするか迷ったままで、判断的に微妙な所もあった」と発言している。
けれど、水巻プロは最後まで一つのことだけは迷わなかった。

「見ている人たちを楽しませたい」

それが成功に繋がったかどうかは、個人的には大した問題じゃない。
(あくまで個人的なのは、プロならそういう部分を結果で示すべきという考え方や、故意の差込みや見逃してそういう状況を演出するべきではないという意見も理解できるから)
やはり興ざめしたという人も居るだろうから、完璧に観客を楽しませたとはさすがに言いがたい。水巻プロだって本来なら自分がトップを取ることで盛り上げたかったのだろうし、それが叶わなかったから苦心の末ということであり、こういう状況は納得のいくものではなかっただろう。

それでも最後まで自分に出来ることを探し、実行に移したという部分は評価したい。俺は「結果が全て」なんて言葉より「全てが結果」と考えるほうが好きなので。「努力した」という結果を認めてもいいんじゃないのかなー、なんて思う。

差込みや見逃しによって本来なら起こりえない結果が発生するなんてことは、水巻プロがベタオリに回っていても起こりうることだし(とはいえどの程度作為的なのかという裁量の差は出るからなんとも言いがたいけど)少なくとも他の3人のプロは納得しているようだったから、そんなに問題はない気がする。

結果こそ伴わなかったものの、水巻プロの戦いは他の三人と同様に評価できるものだったと思う。
今度また同じような機会があればぜひリベンジして欲しい。
もちろん鈴木プロ、吉田プロ、浅埜プロにも、また天鳳を舞台に活躍してもらいたい。
今度は相手が天鳳プレイヤーになるのかもしれないけれど、むしろその方が楽しみだ。

まあ、そこに自分が参加したいとは思わないけれど…。
あんな実況とかされてる状況でマトモに打てる神経が信じられません。

気楽に観戦して、本人たちに比べればずっと楽で、でも少し疲れる感想を書くのが俺のやることでしょう。
でも鳳凰卓有資格者の方々は、ちょっと真剣にそのへん考えておく必要があるかもしれませんよ?

ということで、そろそろ締めくくりましょう。

参加されたプロの皆様はもちろんのこと、方々に手を回して企画を盛り上げようと尽力された関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。どうなることかと遠目に見物していた天鳳プレマッチ、ふたを開けてみれば予想以上に楽しいイベントでした。今後の展開にも期待しております。

ちなみに本日の観戦場所は老馬さんの配信でした。先週に引き続き、天鳳のトップクラスの解説を聞けたのはラッキーでした。鳳凰目指して頑張ってくださいまし。

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