2009年2月14日土曜日

今日はがんばろうと思った。思っただけ

世間ではチョコレートがどうのこうのという話題で盛り上がっていた二月十四日。
最近はこのブログを0時~1時くらいに更新しているので、基本的に書いているのは前日くらいの内容になっていました。ので今日ちょっと2回目の更新をして調整しています。下書きが間に合わなかったので投稿したのは15日になってしまったけれど…。
ちなみにバレンタインは特に縁のないイベントでした。
テレビはもう半年ほど見ていませんが、今年は逆チョコなる流行操作が失敗したようですね。最近はインターネットの普及でテレビやら新聞の広告も少なからず効果が薄れているのでしょうか?
まあ、ネットがなくても逆チョコなんていうよくわからない行事が流行したとも思えませんけど…。

たまには時事ネタから入ってみました。十年後の情報媒体がどうなっているかなんて話よりは、五十年後に軌道エレベータが出来ているかどうかのほうがずっと興味の沸く大城です。
スカイフック型よりは静止軌道型を作って欲しいなぁ。天を貫くサイズの建造物とか面白すぎます。生きているうちに見てみたいものです。

というわけで今日の麻雀話をしたいのですけれど、相も変わらずミスを繰り返してばかりでした。特に今日はまくられての2着が多すぎて、自分のヌルさに吐き気がします。

代表的な画像をとりあえず一枚

カンをしなかったばかりに、ハイテイで満貫ツモられて南入後にまくられました。
タバコを一本へし折ってはみましたが、その後もトップ目からぬるい牌を降ろしたり打ったりで散々。
クリックひとつで簡単に事が進んでしまうからなのか、どうも惰性で打っている感がありますね。自分がオリきれると確定した瞬間、もう終わったつもりになって気が抜けていたのでしょう。ぬるいぬるい。

ということで今日は集中力のお話。
とはいえ俺の中でもまだはっきり整理が出来ていない部分なので、とりあえず書きなぐってみるだけです。論文を書くときはとりあえずキーを叩いてみるタイプでした。

麻雀というゲームは基本的に、ある程度の経験を持っている人間であれば反射行動に身を任せたままでも勝つことが出来ます。
どの牌が来たら何を切るなんてことは考えなくても大体のカタチを体が覚えていますし、悩む局面なんて適当に切ってもそう大差ありません。ぼんやりと河を眺めていれば危険な牌は体が勝手に教えてくれます。音楽を聴いたり、漫画を読んだりしながら打っても勝てるのは自分の身体が麻雀を覚えているからですよね。つまり打つだけなら集中力なんて別に必要でもない要素だということです。

しかし、勝てるとはいえ「勝てることがある」という話なので、たぶん集中して打っている時よりは負けやすいと思います。反射に任せてぼけーっと打っているとベタオリが適当になるし、押し引きもよくわからないことになりがちですし。とりあえずそういう前提にしておかないと話も続きませんので、集中力は大事だということで一つお願いします。

もちろん俺自身は集中力が大事だと思っている人間です。集中している人間が昨日今日とあっぷした画像のようなミスをするとも思えませんし。
が、そのくせ俺は反射行動に任せた適当打ちをすることも結構あります。
具体的には以下の2つのパターンのとき。

1.対局の途中で疲れたとき。または安心した時。
本当はしたくないのに、やむなく反射打ちになってしまうパターン。
牌譜を見てもらうのは読者の皆様に手間をかけるのであまり好きではありませんが、ちょっと状況を説明しづらいのでひとつ置いておきます。牌譜です
この対局、対面は木原プロで下家は雑スレで有名な遊走さんでした。上家の方とは初対面ですが、かなり調子の良い時の俺よりRが高い時点で油断できるはずもありません。
ここで俺が集中力を切らしているのは、流局が3つ続いたあとに3900を和了して、東3局の5本場になってからです。
積みに積まれたリー棒をうまいこと回収した瞬間、それまで張り詰めていたものが一気に緩みました。ドラを適当に切ったり、字牌をものすごいタイミングで降ろしたりと、もはや何がしたいのかさえわかりません。とりあえず来た牌がいらなければ捨てるし、必要なら取っておくし、わからなかったら適当に切るという感じですね。
この対局ではとりあえずトップでしたが、東3局は実際かなり危険な場面を自ら招いています。
ちゃんと打っていれば、鳴かせずにオリきることも、自分が和了することもあったでしょう。
他にもこんなのがあります。牌譜です
これも似たような感じで、トップ目に立って安心したのか、ぬるい牌で3900打ち込んでオーラスまくられています。
しかし、だからといって毎回途中で集中力が切れるのかといえば、別にそうでもありません。俺が気を抜くのは基本的にトップ目に立った瞬間であって、それはつまり俺の天鳳スタイルがラス回避に偏重していることに起因します。要はラスの可能性がある程度低くなった時点で、ミッション達成と心のどこかで考えてしまっているのですね。オーラスまでラス目のときはずーーーっと集中しようとがんばってますし。
逆に麻雀はトップを取るゲームだと考えている人は、一人ダントツ者が出た瞬間に集中力が切れていたりするのでしょうか?わかりませんが、とにかく集中力が切れる場合は、その原因やら理由やらを探してみると改善できるのかもしれません。
ちなみに普通に打っていて集中力が切れることもあります。東1局で5本場まで積まれたりとか、回し打ちを連続でさせられたりとか。もうそうなったら諦めて集中を切らしたまま打つか、配牌が悪ければ一局捨てて一打目からオリに回って休むこともあります。いけそうにない手を早々に諦めても、意外と結果は悪くならないものです。
いや、そもそも何でせいぜい30分も集中できないんだろう、という話もありますが…。
もしかして俺は、人より集中力の持続性が低いのでしょうか?
昔から勉強は長続きしませんでした。ただ、小説とか一気に読みますし、興味のあることになら結構な時間を割けることを考えると、もっと麻雀を好きになれば良いのかもしれません。

でも勝てないと好きになれませんよね。

2.ラスを引いた直後
1とは逆に、自分から反射打ちをしてみるパターン。
負けた後って、モチベーションが一気に下がりますよね。でもなんか悔しいのでもう一回打ちたくなる。
もうこういう心理になった時点で、集中力は半分もなくなっています。更に配牌やツモが悪いままだったり、思うようにいかない展開が続けば続くほど集中力や思考力は磨耗し、打牌にも精度がなくなって見るも無残な姿に。平常心であれば決して振り込まなかった場面があり、簡単に和了できていた場面もある。後悔は先に立たず、再びラスを引き悪循環に陥っていく。こうなってしまうのが成績を落とす理由の一つであることは皆様もご存知かと思われます。
このような俗に言うキレ打ちは、ネット麻雀における最大の敵だと思っています。
やがて熱くなり「絶対トップ獲りに行くから降りてられない」というような気持ちで臨んでしまえば、よほど運に恵まれない限り勝ちきれるゲームではありません。連続でラスを引いたからといって連続でトップを取ろうなどと考えても、たいていの場合は逆効果になりますよね。それが理由でミスして負けたりすると自分に嫌気がさしたり、麻雀つまんないと思ったり。
ぜんぶ俺の経験談なので、他の方がどうなのかわかりませんが、こればかりは誰もが通ってきた道じゃないかなーと思います。
中にはもう「キレ打ちは克服したぜ」という素晴らしい打ち手が居るかもしれません。
キレ打ちの果てに麻雀から身を引いた人も居るでしょう。
俺はいまだに、克服できるというほど強靭な精神力を持ち合わせてません。かといって麻雀から身を引いてしまうのももったいないと思ってしまいます。せっかく特上に来られたのだし、実力と運の許す限りは打ち続けたいものです。
そこで俺は、ラスを引いたら次のゲームは反射行動に任せて打つようにしてみました。
もちろん、反射がどうこう言っても結局は適当打ちなので、実力自体はキレ打ち時と大して変わりません。
ただ、気の持ちようがずいぶんと変わります。
反射で打っている時って、そもそも何も考えていないので「勝っても負けたりしても大して気にならない」のですが、キレ打ち時は「とにかく負けたくない、勝ちたい」という意思があるので、同じ負けるにしてもその後のストレスの増加具合がだいぶ違ってきます。
つまり、どう打ったところで成績の一時的な低下は避けられないゲームですから、せめてそれが少しでも続かないように、一度精神をリセットしようということですね。
成績を連続したものだと考えてしまうと、34433みたいな時にゲッソリしてしまうものですが、前の成績を一切思い出さなければ、次に4が来てもそんなに気になりません。もちろんRや段位という数値が存在する以上、完全に一回一回を単発の勝負として捉えるのは無理がありますけど、負け続ける日を少しでも気楽に過ごすための薬みたいなものです。
ただ、あんまり適当になりすぎると「負けてもどうでもいい」という、いわゆる自棄状態になってしまうので、その点だけは気をつけています。勝ちたいとも負けたいとも思わず、どうでもいいでもなく、どちらでもオーケーの気構えが大事です。
精神コントロールといえば格好はつきそうですけど、実際そこまで完璧にこなせているわけでもありません。
とりあえず手に漫画を取って、好きな音楽を流して、紫煙をくゆらせて、飲み物とツマミを用意して、思い切りリラックスして打ちます。それくらいしなければ、直前に負けた記憶を忘れて打つなんてことは出来ないんです。

それはたぶん、成績を良くしてくれるようなものではないけれど。
麻雀を嫌いにならないために、必要なものだと思います。

だから、大城がキレ打ちしてる時は反射打ちですからね!ほんとですからね! 言い訳乙なブログランキングはこちらです。

反省点の多い一日

ブログを始めて丁度1ヶ月と10日ほど経過しましたが、なにが丁度なのか意味がわかりませんが、こうして毎日反省を繰り返しているにもかかわらず、なかなか失敗が耐えないものです。
失敗したことで何かペナルティを受けるのであれば、その痛みを経験として海より深く反省するのでしょうけれど、麻雀の場合はその失敗が元となって勝利を呼び込んだりしますよね。
だから、結果論的におーけーならまあ良いや、という心理が働いてしまうのが成長しない要因のひとつなのでしょう。
今度から失敗したらタバコ一本へし折るとか、やってみようかな…。
ちなみに良い打牌をしたらセロテープでつなぎ直します。

・今日の反省その1

あ、やっちまった。と声に出したのは久しぶりです。
一体この時、マンズのカタチをどう捉え間違えていたのやら…。
こういうのはもはや牌効率とかそんな次元じゃありません。一般卓から出直して来いと言われてしかるべきですね。まだチートイシャンテンにとる3mのほうが可愛げがあります。どっちもダメですけど。
流れを感じてマンズを嫌いました、とか言えたら楽なのでしょうけれど、あいにく念能力にもオーラ力にも開花しておりません。

で、こうなりました。

なんでリーチやねん。
曲げることがダメとは言えませんが、平場の愚系ダマ7700を曲げるのは俺の戦術との食い合わせが最悪です。一度ミスったあとにすぐ精神を立て直せないのは弱い証拠なり。僥倖とはこういうことを言います。

・今日の失敗その2

まさかのフリテン単騎受け。寝てんのかと。
画像の点数状況を見返して気がついたのですが、どうも俺はラスになる可能性が下がるにつれて集中力がダダ下がりするようです。くわえて、前の局でめくりあいに勝っていたりするとなおさら次局が適当になることが判明しました。思い当たる節が多すぎます。
ちなみにこれ、ツモっちゃいます。
三色ついてることに気づいてませんでした。七回くらい死んだほうがいい。

・今日の反省その3

一見すると別になんでもありませんが、これ下家の5pをチーし忘れています。
345678から345でチーして8を切るなんて特上に居る打ち手なら9割9分は知っていてしかるべき基礎ですよね。もちろん俺も気づいていたし、出たら鳴こうと、ちゃんと鳴きナシを切っていました。
にも関わらず、反射的に右クリックを押していました。
どうやら俺の右手にはミギーという名前の生物が宿っているようです。
関係ないけど、ミギーって麻雀強そうですよね。

・今日の反省その4

押しすぎ。
この一枚さえ通せばテンパイ料がもらえるとはいえ、下家も無筋(ワンチャンスだけど)の2sを押している局面で初牌のドラ南は打たないほうが良いでしょう。当たる確率もこの段階まで来ればそこそこ高いですし、なにより刺さったときのダメージがでかすぎます。即死レベルです。実際のところ8mさえ押すかどうか微妙な範囲だと思いました。
基本的にこのゲーム、平場なら子のリーチに押してもあんまり良いことないんですよね。自分が親なら話は別ですけど、この画像で言えばツモられたところで一番損するのは親被りを受ける対面ですし。もちろん親のリーチにだって押してもあんまり良いことありませんが。というかリーチに押すことが大半は損ですね。ま、ツモられると三人でラスの押し付け合いをしなきゃならないし、トップ率も下がるから、この辺の押し引きが大事なのでしょう。

しっかし、これだけ下手を打っても昨日の成績は4-5-1-1というほぼ最高の結果に。
もしかしたら自分が気づいていないだけで、実はミスを帳消しにするようなすばらしい打牌があるのでは!?

と思って探してみたけど別にありませんでした。

強いて言うなら、これとか…?

間3sの受けが出来るので8pより2s切ったほうが良いですよー…て。どこの初心者講座ですか。

大城は一般卓からやりなおしてこい!ブログランキングはこちらです。

2009年2月12日木曜日

たまには通してみる

普段は局面だけで考察の真似事をしているけれど、たまには一つの対局を通していろいろ考えてみようと思った。
とはいえ俺は毎回終わったあとに牌譜を見直すほど殊勲な人間でもないので、どの牌譜が勉強になるのかは全くわからなかったりします。ので、適当に「あーミスったか?」という感じの対局を抜粋。

東1局。
予約ボタンを押して、東1局が始まって、まずは自分がラス親でないことにひと安心。
本当は親番なんてやりたくもない。親かぶりさえなくなればこのゲームをもう少し好きになれるのに。
個人的には出親が一番好きです。東風戦の同点終了は意外と無視できない要素ですよね。

とはいえ、南家スタートになってしまったものは仕方ないのでそのまま打ちます。
鉄壁保のようなことを言いますが、守備型の俺でもさすがに東一局から配牌オリはあまりしないので、他家のリーチか強そうな仕掛けが来るまでは完全ノーケアで手牌を最大限に手広く受けます。
今回はなかなか良い配牌をもらえたので、メンピンドラの3900は60%くらい俺のものだと思っていました。裏は乗らない算段です。

だめでしたー。
控えめに3900とか言っても結局は狸の皮算用。イマテンのチートイドラ4に突き刺さって12000の一括払い。リボも分割も却下とは酷い話です。そういえば父親のカードがスキミングされました。皆様もお気をつけて。
ちなみにこれ、一四が薄くなっているので三の先打ちはアリだとおもいます。

東風戦でこんなん刺さったら大抵はラスなのですが、それでもとりあえず打たなきゃいけないのが麻雀打ちの辛いところ。
とりあえず親番が来て、まだリーチがかけられるだけの点数があることに一縷の希望を残しつつ…と思ったところに死の宣告。5ターン経過後に死にます、みたいな。

下家の手牌がバグって北が残ってますけど見なかったことにしてください。誰がなんと言おうと二五待ちです。
正直こうなると、あとは俺の点数をどれだけ搾り取るかみたいなゲームになりますよね。
まだ二局残ってるからオリてケイテン狙いのほうがいい?
一応、両脇の横移動ならそれなりに良い展開になりますし。


フルゼンツしちゃいました。
守備型で生きていくために必要なことって、守り時じゃなくて攻め時を逃さない嗅覚ですよね。まあ最近はあまり守備型でもないし、自分の嗅覚が良いとも思えませんけど。ちなみに動物性アレルギー鼻炎です。


他家からしたら、たまったもんじゃない一発ツモ。
ラス目が生き返ってくるなよ、は麻雀打ちの共通見解ですよね。
攻撃力に優れた人はこういう展開を当たり前のように作ってくるから苦手です。

でも俺だって50回に1回くらいこんな攻めを成功させないと、麻雀をずっと好きで居られる自信がありません。現状どのくらい好きかというと、セブンスター>漫画・小説>ファミチキ>ゲーム>アニメ>スポーツ(球技のみ)>音楽(弾くのも聴くのも)>麻雀です。インターネットは身体の一部なので好きとか嫌いとかそういう話ではないのです。

しかし真面目な話、この場面では押し切らないとラスしか見えませんでした。
もちろんオリて残り2局でどうにかするという選択肢はありましたけど、他家からの直撃はほぼ必須になります。しかも下家にツモられたらターゲットは実質上家のみ。上家はそう甘い打ち手でもなさそうに見えたので、振って已む無しの精神で特攻してみました。

このまま調子よく連荘キメてトップ取れる!と思ったのもつかの間。
一本場でリーチが空振り、上家に2000点を振り込み。
東3局もいまいち手がまとまらんと思っていたところに上家の満貫ツモ。あえなく三着目。

ダイジェストで飛ばしたのは決して飽きたからではありません、のオーラス。

2着目の親と2300点差・トップ目の上家と3600点差
こういう僅差の勝負に勝ってこそ真に強い打ち手と言えるのだー。と、気合を入れて臨んだ最終局。
理想はどこからでもOKな出上がり3900のタンピンドラ1。タンヤオドラ1は、ドラ単騎に受けられたらダマOK。とりあえずあがれば2位の鳴いてタンヤオドラの2000点でもいいし、上家から出て南入りも今回は歓迎。
とか思って8s切ったらこれが大失敗。単騎受けにしようと思っていたドラは次の順目にさくさく切り飛ばされるし、よりにもよって裏目の6sを引いてくるはめになりました。
というか、そもそも効率の観点でいうならこれはドラを打つしか手がないんですけどね。逆転できなくもも構わないから、とりあえず一番広い形に受けて面前テンパイして、どっから出ても倒すほうが良さそうだし、普段ならそうしていると思います。
けれど、俺はこの局で9sが一枚しか無いことを知っていました。
上家の五順目に打った9sで、ものすごーいラグが発生していたのです。
天鳳では結構ガセラグが発生しますけど、時間をフルに使うようなラグはたいてい本物ですよね。
こうして全員の手を見ると、どうして9sにあんな長いラグが入ったのかちょっとわかりませんが、とにかくラグが本物だと判断した以上はその情報を上手いこと使いたくなってしまうのが俺の癖だったりします。
他にも、他家からのリーチが入って安牌が切れたとき、リーチを打った人の「下家の捨牌」に注目すると良いことがあったりしますよね。たとえばリーチ者は下家の捨てた6pにラグもチーも入ってないから、もしかしたら6pは通るんじゃないか…みたいな。
どうしても切る牌が無いときにしか使えませんけど、放縦率を.001くらいは下げてくれるかもしれませんよ?
ま、そんなモノにばかり頼っているから、今回みたいに取れそうなトップを逃したりするのですけど…。
何事も過信は禁物、頼りすぎるとロクなことがないという一例なのでした。
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2009年2月11日水曜日

果たして意味はあるのやら

昨日の牌譜を見直していたところ、ちょっと悔しい場面を発見しました。

間3sが3枚見えてしまい、外したくなかったドラ含みカンチャンを落とす場面。
どちらから切っても良いか?と、とりあえず危険そうなドラ2sを先に打つ。
下家はこれを当然のチー。234で鳴いて4567のノベタンテンパイ。

高め四暗刻をテンパイするものの、あまった4sが見事にヒット。
このときはただ、「あー逆だったかー、ついてないなぁ」としか思っていなかったのだけれど、果たして本当にそうなのだろうかという疑問が沸きました。3sが3枚も見えているし、もしかしたらこの2sと4sには正嫡となる切り順があったのでは?

ということで、ちょっとかんがえてみました。
一枚目から二枚目に移行する中で、起こりうるパターンはおおむね以下の通り。

1.下家が既にテンパイしていて、どちらかの牌で振り込む。
2.どちらを切っても鳴かれないし、ふりこまない。
3.どちらかは鳴かれるけれど、もう一枚は当たり牌にならない。
4.4s→2sでも2s→4sでも、鳴かれて振り込む。
5.4s→2sなら振り込まなかった。
6.2s→4sなら振り込まなかった。

どうせある程度は押すつもりだったので、1についても今回は良しと考えます。
2~4に関しては特に問題なし。考えてみたいのは5と6のパターンではどちらが多いのかという点ですね。

・仮想牌姿1
五五22234567
五五22345678
七八九2345678
たとえばこんな形になっているのなら、それはもう仕方ありません。
確実に安牌だと確信を持てる牌が暗刻であればオリる選択肢もあったかな、という程度です。

・仮想牌姿2
一七八九344456
一七八九223456
一七八九223444
一七八九224466
一七八九345677
七八九1234556
こんな感じだと、どちらを先に切っても残る一枚が捕まってしまいます。
マンズ、ピンズが一面子あるパターンだと、一枚は鳴かれても、残り一枚は通せる形がほとんどかと。

・仮想牌姿3
一七八九345566
一七八九234555
一七八九222345
一七八九234566
ソーズ二面子で片方が鳴かれても、もう一枚は通る可能性がある形はこうでしょうか?

・仮想牌姿4
4sを先に打った場合に2sが刺さるパターン。
一七八九234556
一七八九223445(4チーがあるかは微妙だけれど)
一一七八九34449

・仮想牌姿5
2sを先に打った場合に4sが刺さるパターン
一七八九222344
一七八九344567
一七八九344455(4sをチーなら2sはセーフ)
七八九1222346(仮に1sを一枚持っていたなら)

手出し1sの後に白東と落として、そのあとマンズの一二と払っているので、1sが絡んだ牌姿と染めに関してはあまり気にしないことにしています。2sアンコやトイツの可能性も低くなるかな?

ちなみにざっと並べただけなので、仮想4と仮想5にパターンの見落としがあるような気がしてなりません。(仮想1・2・3は派生がたくさんあるので気にせず)食い延ばし関連を完全にシカトしておいて言うことでもありませんが、こういう考察は見落としがあると全部台無しだから苦手です。

とはいえ、実は2sと4sの切り順における正嫡を導き出そうとはあまり思っていませんので、とりあえずはこれで良いかと。
もちろん、明らかにどちらかを先に切ったほうが良いという結果が出たならそれをセオリーに組み込んでいきますが、多少の見落としがあるだろうとはいえ、別にどちらでも構わないような感じですね。いちおう今後は4sから打ちますが、鳴かれたらもう一枚は押さないほうが良いかもしれません。(ちなみに確率や統計に基いているわけではないので、読者の皆様はあまり大城の発言を信用しないほうが良いです)

ただ、今回はたまたまそれほどの差が出なかった(ように見える)だけで、明らかにこちらから切るべきという場面はあるのでしょう。そういった判断を瞬時につけられる打ち手になるために、こうして状況から有り得る可能性を追求していくことに慣れておくのは無駄ではない気がします。
何切る問題を何万と繰り返していくうちに、どんなカタチからでも受け入れ枚数差をすぐに把握できたりするのと似ていますね。

出来なくても何とかなるけれど、トップクラスになるために持っていて損はしない技術。
こういうものを身につけようと思える根性と情熱が、今の俺に足りない部分なのかな。
と、ここ500戦ほど大した変化もない成績を眺めて思うのでした。

じゃあ勉強するの?と言われると「いや、どうだろう…」としか返せませんが…。

ま、一日1場面くらいは考えてみるのも良いかもしれません。
何切る系はこういうのもありますし。

でも勉強なんてキライだ!ブログランキングはこちら

追記:ブログにアクセスカウンターを載せてみました。数字が増えると大城が喜びます。

2009年2月10日火曜日

今月は何かが変だと思っていたら

2月に入ってからずっと、なんかおかしいと思っていました。
以前の記事にもちょこちょこ書いたように、バランス崩れてない?という疑問。
解析ツールで月別の結果を見られることを思い出したとき、その疑問は氷解しました。

こんなかんじ。

まだたったの73戦なので、200戦くらい打ち終わればいつもどおりにまとまるのかもしれないけれど、現状の副露率40%オーバーは明らかに天鳳特東特化型の全局参加スピード麻雀になっていますね。
和了と放縦は別に悪くもないので、これはこれで良いのかもしれないけれど、慣れないことをした結果として妙な打牌をしているという場面がいくつかあったような気がします。
最近ちょっと押しすぎていると感じたのも、今まではオリていた局面なのに、鳴いた結果として押すしかないという状況が多かったせいでしょう。それでいて運よく刺さらないことが続き、気を抜いてリーチにも向かっていくようになった…と。
自己分析って大事です。
とはいえ、どの戦法にだって良い点と悪い点があるし、防御型が有利な展開になることもあれば当然その逆も然り、元の戦術に戻すにせよこのまま進むにせよ、運の良し悪しほどに影響する部分でもなさそうではあります。
しっかし、こんだけ鳴いて和了率が23%を超えないとなると、俺はそうとう手作りがダメっぽいですね。
ついでに副露に放縦.644は先月の反省をまるでする気がないとしか思えない体たらくぶり。ただ、安いと確定している手に対しては場を流す意味でノーケアだったりもしたので、あまり気にしすぎるのも問題かもしれないです。

ちなみに最近の鳴きはこんな感じ。

上の鳴きは、打ってる最中はなかなかセンスが良いぞ!とか自賛していましたが、どう見てもただの赤ドラ厨です本当にありがとうございました。
でも、こういうの嫌いじゃないんです。次に同じ手が来たら、また鳴いてしまうような気がします。
下の画像のことは知りません。このあと東が重なって1000点あがれたりするから鳴きも良いなーと思ってしまいます。それが罠とも知らずに・・・。


皆さんの副露率は何%?ブログランキングはこちら

2009年2月9日月曜日

大城遊佐のラスる話

こんなのとか

こんなのとか

こんなのをしたせいで

こんな感じになってしまいました

三連ラスはトップ5回分くらいの意味を持つそうですよ奥さん!

一枚目は普通のクリミス。というか形の認識ミス。
二枚目は仮に刺さっても染まってはいないだろうという予測。
三枚目はマンズに待ちはないと決め付けてのオリ打ち。 なんで4mを切らなかったのかを聞いてはいけない。

俺の打ち方における失敗した時に酷い目にあうコンボをまとめて喰らってしまいました。
三枚目について。最近はリーチ受けた時に初牌の字牌とかあんまり気にせず、むしろ安牌に詰まるようなら積極的に切るようにしてたのですけれど、まだまだ字牌を無性に警戒してしまう癖が抜けてませんね。

ただ、最近どうも攻防のバランスが攻に偏っている感じがしたので、灸を据えられるには良いタイミングだったと思います。
これを機にうまいこと修正していければ良いし、ダメならダメでもう少しサンドバッグ生活を味わうのも悪くはない……わけじゃないので、もういっちょ確変引きなおしたいですつのさん。最近はラウンド中昇格とかありますし、1ゲーム連とか素敵じゃないですか。天井まっしぐらーはイヤーですよー。

で、話は変わりますが現在、特東風で704戦していることが判明しました。
800戦を超えると勝手にランキングの総合800戦ランキングに名前が載るようになるのでちょっと楽しみです。
平均順位なんかは多分800戦に到達した前後が一番良い数字になるでしょうから、あと100戦をどう乗り切るかという感じですね。その次が安定段位の出る1000戦ですので、多分そこまでは打ちます。

でも今日は打たないよ!なんか強い人いっぱい居すぎで怖かったです。
配信でも見ながらゆっくりしましょ?

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2009年2月8日日曜日

大城遊佐のラスらない話


最近はこういうの、鳴くようになりました。
以前なら三色を捨てて、良形の受け入れ重視で前の順目に8m切りをすることもあった気がします。

正直このくらい面前ピンフが見える手ならどっちでも良さそうな感じですが、鳴いて仕掛けていける形を意識するようになったのは収穫かなー、と。
ちなみに今月の副露率は39%弱なので、けっこう参加型になっているのかも。

打ち方に多少の変化があったことがプラスになったのか、なっていないのか、よくわかりませんが今月は今のところ妙に成績が良いです。
実はただの確変なのですけれど。
確変にも度合いがあって、たぶん今きてるのは継続率72%くらいのやつに違いありません。ちなみに確変率72%で大きいと思う人はパチンコ派で、微妙と思う人はストック機世代のスロット派だと読んでいます。五号機世代のことは知りません。でもマーヴェルヒーローズは良い台でした。

今月の成績:自慢編

どーだうらやましかろー。(後の50戦で死ぬフラグの一例です)
なんと牌譜タブを押してみたら4位の文字がひとつしか見当たりませんでした。
こういう調子の良いとき、皆さんは何を考えます?

1.このまま勢いに乗って7段いけるぜ
2.もう少し続きそうだけど7段は無理だろ
3.ここまで来れば確変終わった後でも実力で7段だな
4.実力だよ実力、俺様さいきょー
5.そんなことより揺り返しの地獄モードが怖い
6.特に何も思わず淡々と打ち続ける

俺が5であることは周知かと思われますが、6の人はかなりの天鳳プレイヤーだと思います。
勝ってる時でも負けてる時でも平静に打ち続けられるメンタリティは大事だとは理解していますが、調子がどちらに振れても、それが長く続くと以前の打ち方を忘れがちになってしまいます。
たぶん俺があまり打ち方を定めていないタイプであることも理由のうちなのでしょうけれど、昔の牌譜を漁ったりしていると、なんかちょっと違うなーと思ったり、思わなかったり。
果たして自分は強くなっているのか、それとも弱くなっているのか。
このブログをあと一年くらい続けられたら、答えが出せるかもしれません。

ま、そんなことより今月ヒマなくせにまだ50戦しか打ってないことが問題だったりしますが。
俺はだいたいその日のPtとRが前日より良くなっていればその時点で満足してしまうので、ラス地獄が来るまではまったりライフを送ることになりそうです。
調子の良い時にあまり打たないのってマイノリティなのかな?
別にいつ打ったって変わらないのに、俺こういう部分はオカルトなんです。
「今日はこのくらいにしておいたほうが良さそうだ」とか「もう少し打ったほうが良いことあるかも」とか。
あと予約ボタンを押して3秒以内に対局が始まらなかったらいったんキャンセルしてます。予約3人居るから押したのに始まらねーじゃんかよ!と思ったことのある方はごめんなさい。ついでに打牌も別にデジタルじゃないことに気づきました。流れ派雀士として生きていこうと思います。大城遊佐でした。おおしろゆさでした。

おおしろゆさです。

名前が読めないとよく言われるので。

おおしろゆさです。

この機会にぜひ、覚えてくださいませ。

おおしろゆさです。

選挙活動じゃあるまいし……。

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