2009年1月31日土曜日

感覚と理論の優先度

早いもので一月も今日でおしまいですね。

だからどうという話でもありませんが、月間ランキングが更新されたりするので来月も頑張ろーという気分にちょっとなります。

とりあえず課金も続ける方向でいきましょう。無料版でも十分に楽しめましたが、ブログ的にはデータ収集が出来ないと困るし、画質も良いほうに慣れるとなかなか戻りづらいですし。課金すると良いことあるよ!と宣伝すると天国モードになるらしいですし。

つ500円

ところで昨日の日記を書いてからブログランキングが10位ほど上がっていました。
アクセスカウンターとかつけていないので、現状どのくらいの人がこのブログを読んでいらっしゃるのかさっぱり把握してませんが、おそらくは昨日ゴウキさんに宣伝して頂いた効果なのでしょう。
いつも読んでくださってる方も、配信から来られた方もありがとうございます。
二月になってもこんな感じですので、どうかご贔屓によろしくお願い申し上げます。

なんかいきなり終わりそうな感じになりましたが、まだ続きます。

今日の話はタイトルにあるように「感覚」と「理論」のどちらを優先すべきかということ。

日ごろから麻雀を打っている方なら、基本的にカンチャンよりはリャンメンの方が強い(先に埋まりやすいとか、和了しやすいという意味)ことはご存知かと思います。んなこと麻雀打ってなくとも判るわ!というご指摘はごもっともなのですけれど、要するにそういう話なんです。

場に見えている関連牌の枚数が同じであれば、受け入れ枚数の多い方を選択したほうが良い結果が出やすく、長期的に考えて得になりやすい。
頭の悪い俺でも、これくらいのことは一応理解できます。いちおう。

でも、時々ありませんか?

このリャンメンはたぶん埋まらない。
このカンチャンでリーチを打てばあがれる。
このシャボでリーチを打っても勝てない。
この牌は切ると振り込みそうだけど、こっちなら大丈夫そうだ。

ここに「読み」が働いているなら、上のような考えは決して間違いではありませんよね。
相手の捨て牌から読み取れる情報によって、直接的な関連牌が出ていなくても推測することは可能ですから。
例えばホンイツや国士を仕掛けている相手が居るとき、字牌は抱えられていそうだとか思うことは誰しもあると思います。

けれど、場の全ての情報を統合しても何も思い浮かばないのに、同じくらい危険そうな2種の牌のうち、明らかに片方を危険と感じてしまうことがあったり、リーチをかけたとき「これは勝てる」「これは流局する」と確信にも近い思い込みを抱いてしまうこと、そしてそれが正解してしまうこと、皆さんも一度や二度は経験したことがあると思います。あると信じています。なくても「あるある」と言ってくれないとこの話が先へ進みません。

ちなみにこういう直感は、どちらかというと「防御」に対して働くことの方が俺は多いです。ターツ選択を迫られた時なんかは、どこを落とすかなーとよく悩みますし、結構な確率で失敗しますし。反面「こいつは危険だー」と思った時の振込み確率は体感ではそこそこ高そうな気がしています。

問題は、これがあくまで「体感」でしかないということなのですね。

人間は錯覚を覚えやすい生き物だそうですから、上に書いたような例は全て単なる気のせいで、他の似たような場面においてはこれらの直感が外れていることが大多数だという可能性が十分にある、というか多分そうなんでしょう。当たった時だけ強く印象に残るなんて、いかにもよくありそうな話ですし。

好意的に解釈するなら、自分の脳が無意識に過去の記憶から現在の状況と良く似たパターンとその結果を思い出したことにより予知モドキの感覚が働いたとか、そんな感じでしょうか。
なんだかんだで過去何万と半荘を繰り返しているわけですし、そういう意識が働くことは不思議でもなさそうです。事の成否は別として、ですが。

現状、考えうるのはこれくらいなので、とても自分の中で納得できている話ではありません。

でも実は俺、こういう根拠のない直感に打牌を任せてしまうことが結構あるんですよ。

そうするたびに「また変な牌打っちゃったなー」と思うわけですが、今の所そんな重大な問題になるようなこともなかったし、頻度もそう多くはないのでとりあえず良いやと放置していました。たぶん今後も、そうするような気がしています。

これがプロの立場になると「なんとなく」が通用しなくなるからみんな大変そうだなー。と、今日がプレマッチ最終戦であることをふと思い出したので結びの挨拶代わりにでもしておきましょうか。

水巻プロが優勝するのが一番麻雀らしくて良いなーと思ってます。
ではでは。

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2009年1月30日金曜日

サンマとか打とうか

さてさて、現在940pt R1989ということで鳳凰卓にはほど遠いわけですが、とりあえず降段しなければオーケーというスタンスで、打数はやや控えめになっております。しかし俺のような例はむしろマイノリティに分類されるようで、最近の特上は夜になると最大150人以上の予約が入る盛況ぶりですね。

卓が立つのを待たなくても良いのはすばらしいことですが、反面いままでお休み中だった強豪の方々がぞろぞろと舞い戻ってきている上に、全員が気合を入れて上を目指しているという状況。

気合で勝てるなら麻雀苦労しませんが、どうも気おされている感が否めないので本日は気分転換としてサンマに手を出してみることにしました。現在の成績はこんなん。

7級かよ!って話ですね。まあ何せリアルでは一度もサンマしたことがないので、天鳳でも特に手を出す気がなかったのですよ。関西ではむしろサンマが基本のようですが、あいにく俺は東京生まれ千葉育ち、悪そうな奴らは別に友達じゃありません。友達が居ません。

というわけでサンマなのですけれど、ルールさえよく知らんのでLivetube配信者の中でリアルサンマ経験者のゴウキさんが天鳳サンマを配信中でしたので、そちらへお邪魔することに。
リアルサンマではデカリャンピン以下のレートは打たないとか、過去に三人沈めて二人をマグロ漁船に飛ばしたと噂のゴウキさんですが、本人はとても良い人なのでそういう嘘は信じないように。
べ、別に脅されてるわけではありませんよ…。ほんとですよ…。

ともあれ、経験者は語るということでサンマの話を聞きながら2、3戦打ってはみましたが、どうも俺の場合は押し引きの基準から考え直さないといけないっぽいので、このまま普通にやってるだけだと上卓くらいで詰みそうです。
でも楽しいですね、サンマ。
手が入りやすいから参加できる局が多いし、特にラス回避とか考えてないので自由に打てる。久しぶりに気楽な麻雀というものを打った気がします。ホント最近は嫌な汗かきながら打ってばかりでしたからねぇ…。

…書きながら思ったけれど、そういえば楽しいから始めたんだよなー、麻雀。
最近は降段寸前とかなんとかで、あんまり楽しめていなかった気がします。
忘れがちだけど、勝っても負けても満足できる人が一番の勝者ですよね。
段位とかRとか、もちろん下げたくはないし、どちらかといえば上げたいけれど、強い人達と好きな時に好きなだけ打てる今の環境をまずは楽しみましょうか。
鳳凰とか七段とか、そんなんはいずれなったりならなかったりすれば良いんですよ、きっと。

麻雀、楽しんでますか?ブログランキングはこちら。

ダブリ一発


たまにはこんな展開でも良いじゃない?
何もさせてもらえないラス引いた後だったので嬉しさもひとしお。
ポイントはまいなす。

2009年1月29日木曜日

クリミス


ぼーっと打ってたらちょうどカンボタンのところにカーソルがあって…。
いや、これも副露率を上げるための特訓なのですよ。うそですけど。

時間効率よし


なんもしてなかったけど二着でした。東風は長くとも6局くらいで終わってほしいなーと思う今日この頃

2009年1月28日水曜日

reteグラフ


スクリーンショットを撮るソフトを拾ってきたのでRateグラフを貼ってみる。
現状の停滞中から上がるのか下がるのか、2000まであと一桁くらいになると蹴落とされているので今後は下げ傾向の予感がしています。出来ればこのまま安定させておきたいところですねー。なんせ下手に落とすとチャオりますし、本当。

2009年1月27日火曜日

500戦の解析結果が出ました


ようやく配布解析ツールのほうも500戦に到達したようです。
ちょっと面倒ですけど、いちおう他の方のデータと比較しながら何か考えてみましょう。
・順位分布
2位=3位>1位>4位 という感じに、まあ典型的な天鳳型の成績。
これは狙っているので特に不満はありませんが、理想は2位>1位>3位>4位ですね。
平均順位2.446は、気持ちの上ではもう少しあげられたら良かったなーといったところ。勝手にランキングでは平均順位2.425ですが、どちらかというと解析ツールのほうが本来の実力に近い気がします。
まあ、とりあえず現状維持が目的ですから、こんなもんで構わないでしょう。
副露データ
1副露率32.8
2副露率12.9
SSまとめサイトで比較しても、これくらい低い人は居ませんでした。攻める気がないというか、やる気がないというか……。非参加型麻雀の象徴と言えば聞こえは良いかもしれません。
手牌を短くして防御力を下げることを嫌った結果ではありますが、攻防のバランスに関してはもう少し攻めに寄せて良いかもしれないと思うことはあります。
ちなみに副露率が低い分、副露時の打点は平均より高めになっている模様です。要は鳴いたほうが高いか、値段が変わらない時くらいしか鳴かず、かわし手を嫌っているということでしょう。
相手の本手を回避して独走を止めるのは、平均順位的にプラスではありますが、回避しきれなかった時は自分がラスになるリスクを背負うことになります。
ギリギリまで攻めて、ギリギリで引く。かわし手を入れるにはこれが出来なきゃいけません。
麻雀が強い人は、これが非常に上手い。押し引きのタイミングがしっかりしてないとダメなんですねー。俺の場合、かわし手を入れる時は残り順目と手牌を見て、仮にリーチが来たとき降りきれるかどうかを基準に鳴いているので、必然的に副露率が下がっているのでしょう。
ここを極めていけば成績も伸びるのだけれど、基本的に配牌が安いとやる気を失う性質ですので…。
・放縦率
放縦率.109
さすがにベタベタ降りまくっているだけあって低めではあります。が、正直俺のスタイルでいうなら.090台に乗せていないと辛いぐらいなものです。自分でもちょっとどうよ、と思うくらい引いているのにこれだけ振り込む原因は、副露へ放縦率.518のせいでしょう。要は仕掛けに対するケアがまだ甘いということですね。個人的な「麻雀強い人」の条件に「2副露した相手の手牌は結構な精度で読める」というものがあります。俺は二つ鳴かれてもイマイチ形が良くわからないことが多いので、そのへんはちょっと勉強してみる価値があるかもしれません。
被ツモ率が高いのはオリているから仕方ないとして、親被り率というのはどうにかして下げられるものなんでしょうか?正直、今の戦術だと負ける原因の半分くらいが親被りによるものなので、何か策があれば講じてみたいところです。単純に親の時もっと攻めたほうが成績は良くなるのかな…謎です。
・和了率
和了率.218
戦術の最低ラインである放縦率.090台であればこの和了率でも十分なのですが、放縦率が思っていたより高くなってしまったので、いまいち帳尻が取れていない結果になっています。要はあがりにいった結果振り込むというダメパターンを量産しているのでしょう。和了系の他データはそれほど悪くないので、このままの戦術でいくなら放縦率を下げる方面で考えたほうが良さそうです。唯一あるとすれば流局事収支が低いことで、ケイテンでも出来るだけ取りにいったほうがよさそうかなーというくらい。
・リーチ率
リーチ率0.148
これも相当低いですね。あるいは副露率よりもマズい問題かなと思っています。
単純にリーチ率が低いことが問題なのではなく、愚形リーチ率が低すぎるのと愚形時テンパイ取らず率が高すぎることが全ての元凶なわけですね。最近は「愚形でもリーのみでなきゃ曲げとくかー?」というような感じにはなっておりますが、基本的に押し返された時のリスクを考えすぎて弱腰になっているのが問題です。特上では順目が深くなれば平気で当たり牌を止めた上でテンパイ取ってきますし、ドラも赤も無い状況で曲げると手痛いカウンターを食らうこともあり、ラス率とトップ率の両方に影響を与える部分です。ラス回避に偏重している身として、そこが愚形リーチを好まない原因になっています。
攻撃こそ最大の防御と言いますし、愚形でも相手がオリてくれることを祈って曲げまくってみるスタイルに変更してみましょうか?リーチするとタバコ吸えるしクリックしなくて済むし、色々と楽ですもんね。
・総括
正直、スタイルを変えてみるかどうかで結構迷っている部分はあります。
今のままでもそこそこ生きていけるけれど、もうちょっと実力の向上を目指しても良さそうなもんですし。
どうしよっかなー、と思いつつとりあえず打ってるような毎日ですよ。
ま、せっかくなので愚形リーチ率については上げていく方向で行きましょう。良い結果になるかはともかくとして、数字を上げるだけならそんなに難しくないですしね。副露については保留しておきます。若干ダマへの警戒を緩くしていく感じで、形式テンパイを頑張って取るようにしてみましょうか。
まーいずれにせよ、ゆるゆるとやっていきましょ。

64000点


確か昨日の牌譜なのだけれど、あっぷするのを忘れていました。
俺が和了したわけじゃありませんが、天鳳で見るのは初めてなので掲載。
ぶっちゃけ完全にノーケアだったので危なかったです。
友人とセットでよくやるルールだとツモロン関係なしにチップ10枚オール(この場合は20枚)ですので、ネット麻雀で良かったなーと思うばかり。

2009年1月26日月曜日

シミュレータ

シミュレート回数777回の結果

昇段数   627
降段数   150
七段になれる確率  80.6949806949807%
昇段まで 平均試合数 288.527910685805戦
最短試合数 40戦 最長試合数 1590戦
降段まで 平均試合数 254.82戦
最短試合数 24戦 最長試合数 1053戦
6段維持 平均試合数 282.020592020592戦

せっかくあるのに使っていなかったので、試しにやってみた。
80%も7段になる確率があるらしいけれど、何か記入する数値を間違えたような気さえします。

先月の35戦分くらいに鬼のような確変を引いていたので、今月だけの成績を入れたら昇段確率は平均75%くらいまで落ちたけれど、それでもまだ結構高めなのは驚きですね。

ちなみにあくまでシミュレータなので、同じ数字を入力しても違う結果が出るものです。俺の場合は75~80%前後に収まるような感じでした。

この数字だけで七段余裕ジャンと思い込むのは簡単ですが、体感では全く到達できる気がしません。降段寸前まで追い込まれたのが効いてるのか、牌譜にミスが多過ぎるからなのか、麻雀はメンタルの占める部分が結構あるから気持ちくらいは強く持ってた方が良さそうではあります。が、オカルトシステムで言うところの「対戦相手をリスペクト」も大事な要素だと思うのですよ。

ま、とりあえず意外とまだまだ悪くないぞということで打っていきましょ。
花の慶次ばりの確変がきますようにー。

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鳳凰卓?

今日も日課のライツベを見ていたところ、配信中に「鳳凰卓ってなに?」というよーなコメントが。

なんだそりゃ、と試しに天鳳を起動してみたところ、確かに「特上」の隣に「鳳凰」なるタブが存在していました。

いつか出来るとか出来ないとか、そういう噂ばかりが先行している状態ではありましたが、まさかいきなり出てくるとは……。これによって天鳳高段者のモチベーションが一気に上がることになりそうです。
しかし参加資格が「七段&R2000以上」という非常に厳し過ぎる条件であり、そもそも鳳凰卓で打てる人が現状100人~150人程度しか居ないのでは?

ちなみに俺は両方の資格を満たしていませんので、とてもじゃないけど打てそうにありません。R2000は運が良ければまれに到達できそうなレベルではありますが、七段が遠いのですねー。
まあ一回くらいは打ってみたい気もしますが、これを機に鬼打ちするぜ、という事にはならないと思います。なんせ他の人が本気出しまくりですからね、食われますってマジで……。

ま、なんだかんだ言って楽しみですけどね。観戦できてラッキーという卓が当然のように立つのですから。一日でも早い鳳凰卓の稼動を待ち望むばかりです

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2009年1月25日日曜日

久しぶりに

ありがたいことに、ポイントが1000を超えました。
なんと10連続ラスっても耐えられるのですよ。
こうなったら人間どうしても欲が出てくるものですが、7段になるには2400pt必要だということを思い出したので断念します。原点付近でちょろちょろ出来れば良いですよね。
といっても1回ラス引くとすぐに1000を割るのですけれど……。
願わくは幾ばくかの安寧を。
平穏無事にあと500戦くらい打ちたいものです。

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プレマッチ第三戦

気がつけば一週間も早いもので、もうプレマッチも全工程の半分を終了し、後半戦へと突入する日となりました。前回は不覚にも寝過ごしたので、各所での牌譜検討にお邪魔する程度にとどまりましたが、今回はちょうど起きた頃が開始時間だったので観戦してみることに。

プレマッチの実況中継は稚児さんと福地先生の所が一番賑わっているのですが、俺は人が多い状況がちょっと苦手なのですよ。
で、他にどこか良い場所はないものかとウロウロしていたところ某氏のネトラジを発見し、そこへ居座ることにしました。解説の正確さにおいては稚児さん、福地先生に引けを取らない人で、前々から一度はやって欲しいと内心期待していた部分もあり、色々な意味で楽しめました。 ヒントはメシマズ。

ちなみに今日はせっかく通して見たのだし、気になった部分の検討でもしてみようかと思いましたが、やっぱり控えておきます。感想戦があるのですから、そちらで十分に答えは出るでしょう。
ただその上でひとつ感想を述べるなら、今日の対局は既にある程度のポイント差が出てしまった状況から始まったものであり、各々の打牌にもそういった影響が見え隠れしていたように感じました。平面的な観点であれば非合理でも、大局的には正嫡になりうる打牌は存在するということでしょうか?いかんせんプレマッチのような条件で打ったことがないので何とも言えませんね。

残すは最終戦、既に大勢は決しつつありますが、まだまだどうなるかわからないのが麻雀の魅力でありクソゲーたる所以でもありますので、楽しみに待つことにしましょう。

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