2009年2月12日木曜日

たまには通してみる

普段は局面だけで考察の真似事をしているけれど、たまには一つの対局を通していろいろ考えてみようと思った。
とはいえ俺は毎回終わったあとに牌譜を見直すほど殊勲な人間でもないので、どの牌譜が勉強になるのかは全くわからなかったりします。ので、適当に「あーミスったか?」という感じの対局を抜粋。

東1局。
予約ボタンを押して、東1局が始まって、まずは自分がラス親でないことにひと安心。
本当は親番なんてやりたくもない。親かぶりさえなくなればこのゲームをもう少し好きになれるのに。
個人的には出親が一番好きです。東風戦の同点終了は意外と無視できない要素ですよね。

とはいえ、南家スタートになってしまったものは仕方ないのでそのまま打ちます。
鉄壁保のようなことを言いますが、守備型の俺でもさすがに東一局から配牌オリはあまりしないので、他家のリーチか強そうな仕掛けが来るまでは完全ノーケアで手牌を最大限に手広く受けます。
今回はなかなか良い配牌をもらえたので、メンピンドラの3900は60%くらい俺のものだと思っていました。裏は乗らない算段です。

だめでしたー。
控えめに3900とか言っても結局は狸の皮算用。イマテンのチートイドラ4に突き刺さって12000の一括払い。リボも分割も却下とは酷い話です。そういえば父親のカードがスキミングされました。皆様もお気をつけて。
ちなみにこれ、一四が薄くなっているので三の先打ちはアリだとおもいます。

東風戦でこんなん刺さったら大抵はラスなのですが、それでもとりあえず打たなきゃいけないのが麻雀打ちの辛いところ。
とりあえず親番が来て、まだリーチがかけられるだけの点数があることに一縷の希望を残しつつ…と思ったところに死の宣告。5ターン経過後に死にます、みたいな。

下家の手牌がバグって北が残ってますけど見なかったことにしてください。誰がなんと言おうと二五待ちです。
正直こうなると、あとは俺の点数をどれだけ搾り取るかみたいなゲームになりますよね。
まだ二局残ってるからオリてケイテン狙いのほうがいい?
一応、両脇の横移動ならそれなりに良い展開になりますし。


フルゼンツしちゃいました。
守備型で生きていくために必要なことって、守り時じゃなくて攻め時を逃さない嗅覚ですよね。まあ最近はあまり守備型でもないし、自分の嗅覚が良いとも思えませんけど。ちなみに動物性アレルギー鼻炎です。


他家からしたら、たまったもんじゃない一発ツモ。
ラス目が生き返ってくるなよ、は麻雀打ちの共通見解ですよね。
攻撃力に優れた人はこういう展開を当たり前のように作ってくるから苦手です。

でも俺だって50回に1回くらいこんな攻めを成功させないと、麻雀をずっと好きで居られる自信がありません。現状どのくらい好きかというと、セブンスター>漫画・小説>ファミチキ>ゲーム>アニメ>スポーツ(球技のみ)>音楽(弾くのも聴くのも)>麻雀です。インターネットは身体の一部なので好きとか嫌いとかそういう話ではないのです。

しかし真面目な話、この場面では押し切らないとラスしか見えませんでした。
もちろんオリて残り2局でどうにかするという選択肢はありましたけど、他家からの直撃はほぼ必須になります。しかも下家にツモられたらターゲットは実質上家のみ。上家はそう甘い打ち手でもなさそうに見えたので、振って已む無しの精神で特攻してみました。

このまま調子よく連荘キメてトップ取れる!と思ったのもつかの間。
一本場でリーチが空振り、上家に2000点を振り込み。
東3局もいまいち手がまとまらんと思っていたところに上家の満貫ツモ。あえなく三着目。

ダイジェストで飛ばしたのは決して飽きたからではありません、のオーラス。

2着目の親と2300点差・トップ目の上家と3600点差
こういう僅差の勝負に勝ってこそ真に強い打ち手と言えるのだー。と、気合を入れて臨んだ最終局。
理想はどこからでもOKな出上がり3900のタンピンドラ1。タンヤオドラ1は、ドラ単騎に受けられたらダマOK。とりあえずあがれば2位の鳴いてタンヤオドラの2000点でもいいし、上家から出て南入りも今回は歓迎。
とか思って8s切ったらこれが大失敗。単騎受けにしようと思っていたドラは次の順目にさくさく切り飛ばされるし、よりにもよって裏目の6sを引いてくるはめになりました。
というか、そもそも効率の観点でいうならこれはドラを打つしか手がないんですけどね。逆転できなくもも構わないから、とりあえず一番広い形に受けて面前テンパイして、どっから出ても倒すほうが良さそうだし、普段ならそうしていると思います。
けれど、俺はこの局で9sが一枚しか無いことを知っていました。
上家の五順目に打った9sで、ものすごーいラグが発生していたのです。
天鳳では結構ガセラグが発生しますけど、時間をフルに使うようなラグはたいてい本物ですよね。
こうして全員の手を見ると、どうして9sにあんな長いラグが入ったのかちょっとわかりませんが、とにかくラグが本物だと判断した以上はその情報を上手いこと使いたくなってしまうのが俺の癖だったりします。
他にも、他家からのリーチが入って安牌が切れたとき、リーチを打った人の「下家の捨牌」に注目すると良いことがあったりしますよね。たとえばリーチ者は下家の捨てた6pにラグもチーも入ってないから、もしかしたら6pは通るんじゃないか…みたいな。
どうしても切る牌が無いときにしか使えませんけど、放縦率を.001くらいは下げてくれるかもしれませんよ?
ま、そんなモノにばかり頼っているから、今回みたいに取れそうなトップを逃したりするのですけど…。
何事も過信は禁物、頼りすぎるとロクなことがないという一例なのでした。
ラグ、どれくらい信用してます?ブログランキングはこちら

2 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

東2は押しちゃいます。

ラグはあんまり信用しないかなぁ・・・。アテにして外す事多し(´・ω・`)

リチ者の下家の河はちょっと参考にする程度でしょうかねぇ。

今回はとても参考になりますた(。・`ω・)b

2009年2月13日 1:33  
Blogger 大城遊佐 さんは書きました...

>>ウィドゥさん
今回はラグを信用するにしても、ドラ切りに優位でした( =ω=)俺もあんまり信用しないよーにします。
あくまに参考程度でお願いしますw

2009年2月13日 8:29  

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